今年はDTMをやりたい、と年始から思っていた。

ふと思い立ち、ボカロについて調べてみようと思いググると、無料で使えるボカロ(正確には”VOCALOID”というソフトではないのだが、広義の”ボカロ”という意味で含まれる様)がいくつかあることを知った。
というか前から知ってはいたんだけど、なんか難しそうだなと思い込み使ったことがなかった。
この機会に試しに触ってみようと思い、ダウンロードしてみた。

使ってみたのはVoiSonaというもの。
DAW上でプラグインとして扱えるので、いざ入れてみたらとても簡単だった。

https://twitter.com/nagoyaman1988/status/1886435837367488552?s=46&t=mdXlRI0TGPjPE_IiYIdAew

上の動画の曲が、実際につくってみたもの。
調声をしてないベタ打ちのものでも、案外自然に近い感じがする。
これならボーカル入りの曲がつくれそうだぞ、とDTMに向かう気持ちが一歩前進した。

ほかのボカロも調べてたんだけど、使ってみたいのはNEUTRINO。ちょっと作業が煩雑そうだけど、ベタ打ちでのクオリティが最も高く、声質も好みのものがありそう。
とりあえずVoiSona触りつつも、次はこちらにも挑戦してみたい。

そして、「ボカコレ」というボカロ曲投稿イベントが2月21-23日にあるらしい。
ちょうどいいタイミングなので、練習がてら曲をつくって投稿してみたいと思っている。

要項のページを読んでいると、REMIXのコンテストもあるらしく、なんと楽曲のSTEMデータ(楽器ごとのデータ)が配られているものもある。これは勉強になるだろうと思い、まずはオリジナル曲の前に、このデータを使ったリミックスづくりに挑戦してみる予定。

DAWに触るのも久しぶりなので、まずは使い方を覚え直すところから。
昨年の夏に上演した「どうせなにもみえない」という演劇作品で、劇中音楽をつくって以来だ。

https://on.soundcloud.com/ucRhPqKVMomt4WF59

このときは付け焼き刃的に手探りでやってたので、もっと色々できるように勉強していきたいと思う。

目標は、(架空の)アイドルの楽曲をつくること。
そう、アイドルの楽曲つくってみたい→ボーカルどうしたらいい?→ボカロ使えばいいのでは?という流れでボカロ調べようと思ったのだった。あと演劇・映像の音楽を自分でつくれたらいいなという願望もある。この2点が今回の動機だ。

ここからは余談の思い出語り。

振り返ると、自分はボカロ文化にはこれまでほとんど触れてこなかった。

たしか大学生の頃に、「メルト」をはじめとした最初期のブームがあり、そのときは自分も何曲かは聴いていた。「初音ミクの消失」とか好きだった。
当時もDTMに興味はあり、ちょっとやってみようと思ったりもしたがすぐ挫折した。

そのうちニコニコ動画を見なくなるにつれて、ボカロ曲に触れることもなくなり、「千本桜」などが流行ったときはもう全然知らなかった。たとえば米津玄師が”ハチ”というボカロPだということはぼんやり知っていたが、その曲をほとんど聴いたことはなかった。

ところが最近は、どこからか自然とボカロ曲に触れる機会が増えた。それはだれかの”歌ってみた”とかショート動画のBGMなど、あるいは街中でも耳にしているのかもしれない。
だからボカロ曲だと認識せずに聴いていて、あとから「あ、これボカロ曲なんだ」と知ることが多い。

あの頃は、ここまでボカロ文化が続き、盛り上がるとは思ってなかったな。いまや一つのジャンルと言ってもいいだろう。
もしかして、昔のライブハウスのバンドみたいなインディーズ文化って、現代ではボカロ文化なのでは?ボカロシーンからメジャーデビューする人どんどん増えてるし。

ここ数日試しに知らないボカロ曲を聴いてみてるんだけど(ボカコレというボカロ曲のみ聴けるアプリがある)、今のところ正直似たり寄ったりな印象を受けてしまっていて、でもこれがいまの若い子にウケているというのは、つまりじぶんがおっさんになったということかもな……と省みている。

何はともあれ、せっかくまた興味を持ったのだから、あらためて取り組んでみようと思う。
アイドルソングつくるぞ!